3月19日(土)午前9時40分から本校体育館で、新潟明訓中学校第13回卒業証書授与式を、卒業生及びその保護者、一部の在校生、関係職員のみで行いました。
まず壇上で中山校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。そして賞状授与では日本私立中学高等学校連合会賞が中野信幸(なかの のぶゆき)さんに、精勤賞が代表の中村りこ(なかむら りこ)さんに、功労書が代表の本多優一郞(ほんだ ゆういちろう)さんに贈られました。
次に中山校長から「正解のない不透明な時代にこそ勉強することが大切だ。単に知識をため込むのではなく、自分をカルチベイトすることが必要で、それが多様性や才能そして品性を磨くことにつながる。新学期から校訓を大切にして誇りを持って生活してもらいたい」と式辞を述べました。
小泉理事長からの祝辞(文書配付)のあとに、在校生代表の廣瀬真菜(ひろせ まな)さんが「新型コロナ感染拡大で行事が縮小される中でも、できることをやっていこうとする先輩方から多くのことを学んだ。そのバトンを引き継いで明訓中学をさらに良いものにしていきたい」と『送ることば』を述べました。
つづいて、卒業生代表の芝原 航(しばはら わたる )さんが「生徒会活動では新型コロナウイルスという壁を乗り越えなければならず、コロナ禍でもできることを模索し、成長することができた。決して平坦ではなかった3年間を支えてくれた仲間と先生方、そして東京から明訓に入って頑張る自分を支えてくれた家族に感謝します。」と『別れのことば』で答え、会場内は大きな感動に包まれました。
式終了後、卒業生は吹奏楽部の演奏と、保護者・職員の盛大な拍手に送られて退場しました。
また体育館では先日行われた中学合唱コンクールの映像が上映され、最後の「いのちのうた」の全校合唱では卒業生の3年間のスライドショーが上映され、保護者の皆様はお子様の成長を噛みしめているようでした。
厳粛ななかにも温かみのある素晴らしい卒業式でした。ご卒業おめでとうございます。