新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

　７月３日（水）午後本校講堂で、文科省の「トビタテ！留学JAPAN」事業に選ばれた２年生のスティーン花怜さんを激励する会を開きました。
　花怜さんは、幼い頃から途上国に関心があり、自身の体験として理解するために昨年8月に医療ボランティアとしてタンザニアに渡航し２週間の活動を行いました。帰国後、タンザニア在住の医師と共に、ストリートチルドレンの自立を目的としたNGO団体Hana Tabasamu Foundationを設立し、食糧支援、教育支援、医療支援を三本柱に活動を行っています。今年７月末からは、「トビタテ！留学JAPAN社会探究コース」の支援で再びタンザニアに単身渡航し、約一ヶ月間活動する予定です。
　激励会で花怜さんは、現地のFocus academy 大学で途上国支援やチャイルドケアなどに関する授業を行うと同時に、クラウドファンディングで集まった資金を用いてストリートチルドレンに食糧支援をする予定であることを述べ、最終的にはストリートチルドレンをなくしていくことが目標であると熱く語りました。
　学年を代表して生徒会副会長の渡辺彩夏さんが花怜さんの活動を称え激励の言葉を送り、激励会は閉会しました。
　なお花怜さんから、不要になった文房具を寄付してもらいたいとの要請がありました。現地の子供たちに贈られるそうです。協力をお願いします。