新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

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2025.03.03トピックス高校
第76回新潟明訓高等学校 卒業証書授与式を挙行しました(3/1)

     3月1日(土)9時30分から、第76回新潟明訓高等学校卒業証書授与式を本校体育館で挙行しました。
 吹奏楽部の演奏の中、担任の先導で卒業生が入場し着席後、吹奏楽部伴奏により国歌斉唱が行われました。そして各クラス担任が氏名を読みあげ、卒業生一人一人に、壇上で中山校長から卒業証書が手渡されました。卒業生は緊張の中にも喜びを感じられる表情で卒業証書を受領していました。
 中山校長からは「先輩が自分たちの境遇に甘んずることなく、新潟夜間中学講習会を自らの手で開いたように、現状に流されず勇気をもって一歩を踏み出していって欲しい。」との式辞がありました。
 続いて小泉理事長から「『冬来たりなば春遠からじ』ということばがある。人生にはいろいろな障害があっても諦めず努力していくと開けていくものだ。そのことを胸に壁を打ち破ってもらいたい。」との祝辞が贈られました。
 在校生代表 熊野りん花(くまの りんか)さんは「送る言葉」のなかで「学ぶことに喜びを見いだし、自分たちで考えて行動する先輩方は憧れでした。これからも失敗を恐れず挑戦を楽しんでください。」と別れを惜しみました。
 卒業生代表の芝原航(しばはら わたる )さんは「別れのことば」のなかで、「最大の思い出は高2の体育祭で、暑さ対策で急に規模縮小となったため対応に苦慮したが、生徒会執行部の仲間たちと協力して乗り切り、高3でコロナ禍の前の規模で体育祭をやれたのは大きな喜びと自信になりました。在校生のみなさんも、辛いことを乗り越えた先には格別な景色が見えるので、大いに悩み失敗し成長してください。応援しています。」と述べ、代表の2人は壇上で礼を交わしました。
 卒業記念品は講堂の放送機器で、卒業生代表の長谷川優(はせがわ ゆう)さんが中山校長に目録を贈呈しました。
 閉式後、卒業生が吹奏楽部の演奏と参加者の拍手に送られて退場した後、各クラスでは最後のHRが行われ、保護者も交えて教室や校舎のあちこちで写真を撮り合う姿がみられました。
 当日は卒業式を祝うように晴天に恵まれ気温も上がり、厳粛な中にも温かみのある卒業式を行うことができました。ご参加いただいた保護者・来賓の皆様、ありがとうございました。御卒業おめでとうございます。