新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

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2025.03.14トピックス高校
MeGA3(ロンドン)便り-10

MeGA3 各コースの様子をお知らせします。

1 コース ロンドンコース
2 現地の気候 くもり 気温8℃
3 行程(10日目)
  9:30 ホテル出発
  9:30〜9:45 移動
  10:00〜11:50 大英博物館
  11:50〜12:50 昼食・自由時間
  12:50〜13:20 地下鉄でAグループ、Bグループに分かれて移動
  13:20〜14:50 Aグループ:V&A Museum
          Bグループ:Science Museum(自然史博物館)
  14:50〜15:30 地下鉄で移動
  16:00〜18:20 ロンドン大学での講義、学生によるキャンパスツアー
  18:20〜18:30 徒歩移動
  18:40〜20:00 夕食、海外研修振り返り会
          (1人1人発表)、明日の予定確認
  20:00 解散  
4 生徒の様子
 イギリスで過ごす日もいよいよ最終日を迎えました。午前は多くの生徒が楽しみにしていた大英博物館を訪問しました。「ロゼッタストーン」や「死者の書」、「モアイ像」など、歴史の教科書で一度は見たことがあるであろう歴史的遺産を食い入るように見ながら、多くの生徒がガイドの説明に集中して耳を傾けていました。たくさんのプログラムが予定されていることから限られた時間の中での滞在となり、生徒たちからはもっと見ていたかったという声があがっていました。
 その後、近くのアーケードで昼食休憩をとりました。数人の男子が注文したハンバーガーの受け取り(待ち時間の聞き間違えによる?)に時間がかかり、集合時間に遅れたハプニングはあったものの、それぞれがイギリスでの最後のランチを楽しみました。
 午後は事前に希望をとっていたV&A Museumと自然史博物館のコースに分かれての班別研修となりました。それぞれの目的地までは研修中初めての地下鉄での移動に挑戦。スリに警戒しながら、切符を使って改札を通り、ホームに入場。ロンドンの地下鉄は「tube」といわれ、チューブ状の地下鉄の形状など日本の地下鉄との違いに興味を示しながら、移動の時間も異文化体験を楽しんでいるようでした。無事に目的地に到着すると、それぞれのコースで充実した時間を美術館・博物館で過ごしました。V&A Museumでは、イギリス国民の感性を磨くために作られたという展示品の数々をガイドの解説のもと、著名な作品を中心に鑑賞することができました。自然史博物館でも、ダーウィンの『種の起源』などの展示品を鑑賞することができました。
 2つのグループが合流したあと、研修の最後の目的地ロンドン大学へ向かいました。もともとこの研修内容は予定されていなかったものの、ロンドン大学で眼科の研究をしている大沼教授のご厚意により、急遽実現しました。大沼先生の講義では、ロンドン大学(UCL)の紹介から海外進出することの大切さなどを熱弁してもらいました。博物館巡りでの疲れが溜まってはいましたが、生徒たちは熱心に先生の話に耳を傾け、講義の後には女子を中心に質問が複数あがっていました。教授の講義のあとは日本人留学生の花井さん、立花さんとの質疑応答もあり、海外研修前は自ら手を挙げることの少なかった生徒も果敢に質問するなど、研修での成長を垣間見ることができました。教授と2人の留学生の話に大きな刺激を受け、進路選択やキャリア形成の選択肢の一つに海外に行くことも加わった様子でした。
 ホテルでは夕食をとりながら、全体での振り返り会を行いました。今回の研修を通しての学びや反省、成長を一人一人発表しました。「積極性を身につけられた」、「日本でも自ら動いていきたい」という決意、「コンフォートゾーンは抜け出すものではなく、自分次第で異なる環境をコンフォートゾーンに広げていける」など、前向きな発言が多く、生徒たちにとってこの研修が有意義な時間となったことがうかがえました。最後に、添乗員さんから明日の集合とパッキング・出発に関する注意事項を伝え、解散となりました。