12月21日（土）、中学校と高校の２学期終業式を行いました。
初めに賞状伝達式を行い、中学校では、科学の甲子園ジュニア、新聞コンクールの出場者それぞれに、高校では、野球部、ハンドボール部、弓道部、放送部、文芸部、写真部、書道部の代表生徒にそれぞれ賞状等が渡されました。
賞状伝達式につづいて、本校生徒のスティーン花怜さんのタンザニアでの活動報告が行われました。タンザニアの紹介、タンザニアでの活動内容の紹介、ストリートチルドレンの実情、ストリートチルドレンへの支援内容等についての報告がありました。ボランティアとして活動への参加から始まり、NGOの設立を経て、将来的にはタンザニアでの雇用の創出を念頭においたビジネスの創造を目指しているとの展望も伝えてくれました。また、タンザニアでの活動を通して、高校生のうちに何かをすることの大切さや、実際に見て、考え、自分のものにしていくということが大切だと考えていると話してくれました。
次に、中山校長から「中学校も高校も様々な活動の成果が目立った２学期であった。また、サッカー選手権県大会決勝の応援では中学校の吹奏楽部も演奏に参加し、中学・高校の一体感をもって盛り上がることができた。このような『空気』をこれからも大切にしていきたい。また、陶芸家河井寛次郎の『過去が咲いている今、未来の蕾で一杯の今』という言葉を引き合いに、今、成果が出ている人は今までの積み重ねによる成長が花を開いている、今は成果が出ていない『蕾』はこれから花開く準備をする期間であり、『今』をどう過ごすかが大切である。冬休みという時間に『今』について考えて欲しい」とのお話がありました。
生徒指導部からは、SNSの利用についての注意、冬休みは落ち着いた生活をすること、貴重品（金銭含む）・私物の扱いについての注意、自転車に関する道路交通法の改正、制服の着用、電車乗車時のマナーなどの話がありました。
