2022.11.14囲碁・将棋部
将棋部 全国大会に2名出場権を獲得
第31回 新潟県高等学校将棋連盟将棋新人戦結果報告
11月12日(土) 高志中等教育学校において上記大会が開催されました。毎年秋の新人戦は春の大会とは異なり,個人戦のみで全国大会出場権を争います。
今年度は
・男子優勝 渡辺 匠音 (2年) –> 全国大会出場
ベスト8 梅川 昊三 (2年)
・女子 2位 安田 梨乃 (1年) –> 全国大会出場
という成績で,渡辺,安田の2名が 令和5年2月山梨県で行われる全国大会への出場権を得ました。
男子は50名の参加があり,午前の予選で上位16人に絞られました。渡辺は準決勝までは,危うい場面も経験せず勝ち上がりこの段階で全国大会出場権を得ました。決勝戦は研究手順で進めたものの,序盤の対応を誤り早々の桂損,さらに中盤で端に逃げた飛車を香車で捕獲され,周囲の誰もがもうこれまでかと思える局面から
飛車打ち王手に対し合駒せずの応手で返し,持ち駒に金があればほぼ1手詰をくらう状態で耐え,焦りを誘います。相手の1段玉に対し4段目に歩を垂らすことから始まり,その歩を基点とした俗な香打ちに相手も対応を誤り,とうとう相手の1段玉が移動することないまま「詰めよ」をかけることに成功しました。最後は急転直下の3手詰めで勝利し,「簡単に諦めない」とうことを周りに観戦していた誰もが学んだ試合でした。
女子は現在自分にマッチした得意戦型を模索中であり,居飛車エルモ囲いからの急戦を仕掛けたのですが、相手の振り飛車の対応が素晴らしく1手違いの形が作れませんでした。
全国大会に出場する2名は 2度目となる出場なので,前回の成績を上回るよう実戦・研究を重ねていきますのでこれからもご声援よろしくお願いいたします。